この間エアコンの風量について、電気代との関係を記載しましたが、今回は電源のオンオフにフォーカスして書いてみたいと思います。
基本的にどんな電化製品でも、電源をオフにしているときより、オンにしているときのほうが電気代がかかると思われがちです。
しかし、エアコンの場合は、ちょっと角度を変えて考える必要があります。
というのも、エアコンの電源をオンオフと切り替えるという問題の場合、それが長期ではなく、一時間や二時間単位での論点だからです。
要するにちょっと暑くなったらオン、冷えてきたらオフという考え方ですね。
ところがこの観点の場合、単純にオフにしてる時間が多ければ電気代がかからないとも言い切れない事態が起こり得ます。
先日の風量の記事で、エアコンが一番電気代がかかるのは、室内温度と設定温度の差が大きいときと書きました。
しかし上記のように暑くなってきたらオン、冷えたらオフにしていると、一日のうちで何度も室内温度と設定温度の差が大きいタイミングが繰り返されることになります。
つまりこまめなオンオフの切り替えは電気代がかかりやすい状態となってしまうのです。
これが室内温度と設定温度の差が小さい場合は切り替えたほうが良いかもしれませんが、差が大きいときはつけっぱなしのほうが良いということになります。
以上、また何かありましたら記載したいと思います。